とりたてて言うほどでもない毎日

なんとなく過ぎていく毎日、明日になれば忘れてしまうどうでも良い事、そんな事を書いてます。

「イラレ怖いわ〜。」な事。

おいらは今、試用期間中の身で以前と同じ「製版」という職に就いている。
「製版」という仕事は馴染みがないと思うが、知りたかったら各自で調べてくれ。

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この前の事、面付けするためにイラレデータをPDF化していた。
やり方は、

1,スウォッチ内の不要な特色やパターンを消去またはプロセス4C化する。
2,「アピアランスを分割」する。
3,アートボードの大きさを、トンボの大きさに変更する。
4,リンク画像を埋め込みにする。
5,別名保存で印刷用にカスタムされたPDF/X-4形式を選んで保存する。
6,イラレやインデで面付け・大貼りする。
7,印刷用にカスタムされたPDF/X-4形式を選んで保存する。

こんな手順である。この後、

8,RIP演算をしてCTP出力。
9,印刷部署にて印刷。

トラブルはこの印刷部署で発見された。

おいらはいつも通り、印刷の部署で刷り出しチェックをしていたら、建築物の図面の罫線が妙に細い事に気づいた。
原因は、イラレにリンクされていたイラレEPSファイルを埋め込んだことによって、そのファイルで使用されていた罫線が、図面作成時のオリジナルの太さになってしまったのだ。
そんな細すぎる罫線(線設定0.075pt)を使用すること自体がヤバイのだが、CADソフトではそれが普通のことなのだろうか?。
それともどこかで変換ミスをしたのだろうか?。
とにかく、リンク時のカンプ出しでは罫線は太かったことを考えると、埋め込みをしたことで発生したトラブルとしか考えられなかった。
家に帰ってからネットで調べると、そういった事例がいくつかあるらしい。
しかもEPSファイルだけでなくPDFファイルでも埋め込みをすると発生するようだ。

イラレ怖いわ〜、久々に怖い目にあったわ〜。
埋め込みする時は、ラスターデータいわゆる画像データのみ、ベクターデータは埋め込みしちゃダメだわ。