Xperia Z3 Conpact 液晶パネルの不具合 最終回
タッチ切れなる症状を起こし、使いづらくなってきたXperiaZ3Compactですが、交換用の液晶パネルと貼り付け用の両面テープが到着し、今回、液晶交換でめでたくXperiaZ3C復活の最終回となるはずだったのだが。
それでは、作業を開始しようか。
まずは、ネットに上がっているパネル交換ビデオをじっくりと見て手順を確認。
ネットのビデオでは簡単そうに交換しているので注意する、実際は案外手こずる。
- 裏面のパネルを開ける。
- フレームを外して接続端子を基盤から外す。
- おもて面のパネルを外す。
- フレームに残った両面テープをおもてうら面とも綺麗にする。
- おもて面のパネルを交換する。
- 裏面のパネルを貼り合わせる。
- 完成。
ビデオの内容を要約するとこんな感じである。
作業開始。
まず裏面のパネルを外してみる。
暑い日に作業をしているせいか付属の吸盤で持ち上げてみたら、あっさり隙間が出来た、そこにギターピックを突っ込む。
じっくりとピックを移動して、裏面ガラスを割らないように外してゆく。
外れた。
ネジを回して黒フレームを外す。
液晶パネルの接続端子をメイン基盤から外しておく。
ここまでは順調だ。
次におもてのパネルを外す。
ドライヤーで温めて吸盤で持ち上げてみる。
なかなか隙間が出来ない。
かれこれ30分ぐらい頑張ってもビクともしない、いい加減、指が痛くなってきた。
ここで横着をしておまけのマイナスドライバーでこじってみる。
少し隙間が出来たような気がして、もうちょっと力を入れてこじってみた。
割れた・・・。
まぁ、交換するからいいか。
パネルはビシバシに割れたがなんとかおもて面のパネルが外れた。
疲れた、一服しよう。
お茶を飲みながら、今後の作戦のためにじっくりと物を観察をする。
ついでに砕けた細かいガラスも掃除しておく。
再開。
まずは残った両面テープを綺麗にして貼り付け用の両面テープを貼る。
新しいパネルを隙間から端子を通して接続。
電源を入れて、動作チェックをしてみる。
もし、何か不具合があって、再度パネルを外すのはバカらしいから。
しかし電源を入れてみたのだが、何も映らない。
不具合発生か???。
強制再起動を何度か繰り返したり、USBで電源を供給しながら再起動をしたりもしたがダメだ、お手上げだ。
バックライトは点灯しているが、映像信号が来ていないようだ。
この交換用の液晶パネルは不良品のようだ。
・・・。
厄介なことになった、とりあえず交換や返金を考えてみる。
が、海外のマーケットプレイスで購入したので、こういった場合の手順が英語で案内されていてわけわからん。
じゃあ、他のショップから、交換用液晶パネルを購入するか。
しかし、実のところこのZ3C用の液晶パネル、あまり評価が高くない。
問題ないと答える購入者と、問題ありと答える購入者の比率からすると、だいたい7対3ぐらいの割合である。
メーカー違いでパネルは2種類あるようだが、どちらも似たようなものだ。
そしてこの交換用液晶パネルには気になるところがある。
それはデジタイザーとフィルム基盤の接続端子部分だ。
そこは真っ直ぐに刺さっていないどころか、ゆるゆるですぐに抜けてしまう。
正直、Amazonにあるどのショップの商品写真を見ても同じように見える。
これはリプレイスメーカーが不良パーツを使用しているとしか思えない。
一方で外したオリジナルのパネルの方はしっかりとはまっていて、引っ張っても抜けることはない。
こんな感じの交換パネルでは、他の物に交換してもすぐに動かなくなるかもしれない。
いろいろ考えたが今回のXperiaZ3C復活はすっぱり諦めることにした。
あ〜あ、作業終了。
どうしよっかな。
Xperia Z3 Compact 液晶パネルの不具合 - とりたてて言うほどでもない毎日
Xperia Z3 Compact 液晶パネルの不具合 その後 - とりたてて言うほどでもない毎日